● 適度な潤いを保つこと
犬は人間のような汗腺が発達しておらず、水溶性の汗をかきませんので、脂っぽいと感じることはあっても、実はけっこう乾燥がち。
表皮には、レンガのように何層にも重なった角質層があります。角質細胞内にはコラーゲンなどの天然保湿因子が水分を保ち、レンガの隙間をセラミドなどの細胞間脂質が埋めて弾力を維持しているのですが、皮膚に傷がついてこの構造が壊れると皮膚内の水分が奪われ、外からの刺激を受けやすくなります。そうなると、刺激のある部分をひっかく、皮膚が傷つく、刺激でかゆい、ひっかくの悪循環を繰り返すことになります。こうならないためにも、細胞の水分を保って弾力を失わせないような、しっとり感のあるせっけんが必要でしょう。
Peach Blossomの対策・・・・・・
これもやはり油脂の選択と配合。保湿性のあるせっけんをつくるオリーブ油、アボカド油、ホホバ油などを活かします。また、塩析を行わないので、油脂に含まれる天然の保湿成分グリセリンがせっけん内に残り、しっとりとした洗い上がりにしてくれます。 |