人間のアロマテラピーでは、エッセンシャルオイル希釈濃度のガイドラインを1%とし、体重や体力などによってはそれよりも低い濃度を勧めています。(社団法人日本アロマ環境協会のガイドラインによる)
犬の場合、犬種によって大きさ、毛質はさまざま。しかし、ほとんどの犬は人より体重が少なく、感受性も強いものです。犬の被毛は人の皮膚よりすみやかにエッセンシャルオイルの成分を体内に伝えるという報告もありますので、特別な理由がない限り人のガイドラインを上回る濃度でアロマテラピーを行うのは避けるべきでしょう。
現在のところ、科学と臨床から裏打ちされたドッグアロマテラピーのガイドラインは定められていません。症例や研究報告も多くはなく、今後の課題といえるでしょう。しかし、はっきりしているのは、人の好みや感覚を最優先にしてはいけないということ。犬の様子をよーく観察しながら行い、嫌がったり異常が見られたらすぐに中止してください。そして、以下のような基本的な注意事項を心に留めて、犬とともに安全で快適なアロマテラピーを楽しんでくださいね。 |
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